静岡県の太陽光発電補助金制度説明会

(株)建築工房わたなべ

2011年07月26日 09:29

 静岡県の太陽光発電補助金制度が始まりました。原発問題もあり、自然エネルギーとして期待が高まっている「太陽光発電」はより一層普及が進むと考えられています。特に静岡県は、日照時間も長くパッシブソーラーに最も適した地域だと言われています。

 今回の補助金説明会は、静岡県地球温暖化防止活動推進センターが主催し、県内3ヶ所で順次開催して行くとのことです。私は日程の都合上、昨日の静岡「あざれあ」での説明会に参加してきました。

 基本的には、国の補助金制度にプラスされるというのが原則です。国の補助金「1kWあたり4万8千円」に県の補助金「1kWあたり3万円」(上限12万円)が追加されます。申請時期も国への完了報告がなされた後に、書類を添付して申し込むため、締切りは来年3月15日ですが、国の応募締切りである今年中の工事が対象となるのではないでしょうか。

 その他にも太陽光発電については、各市町村が補助金を出しています。静岡市は「1kWあたり1万7千円」(上限5万1千円)や、富士市では一律5万円など利用できます。ただし、併用できない補助金もありますので、注意が必要です。

【例えば】富士市内で4.2kWの太陽光発電システムを設置すると

国の補助金 → 201,600円(48,000×4.2)

県の補助金 → 120,000円(上限)

市の補助金 →  50,000円

合計=371,600円の支援を受けることが可能です。

 補助金制度や余剰電力買取制度は、期限を設定して段階的に支援額を減らしてく予定のようです。早めの検討がお得かと考えられます。

                営業部  庄司 利明 


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