興国寺城址
先日、久々にウォーキングをしなきゃと思い、地元の史跡「興国寺城址」まで歩いてみました。早歩きで片道30分ほどですので、それ程の運動量ではありませんが、天気も良く、ほんのり汗をかいて爽快感を味わいました。
地元ではあっても、有名な城でもありませんので、滅多に足を運ぶことはありませんでした。改めて解説文を読んだりしてチョットだけ勉強してみました。歴史は嫌いな方ではないので、ん~なるほどと戦国時代の城跡に感心してみたりしてみました。
興国寺城の正確な築城年は、はっきりとはしていませんが、1480年前後といいますから、室町時代ということになります。初代城主は、伊勢新九郎盛時(北条早雲)ですが、ご存知ですか?私は中学校の頃、歴史の授業で習ったような気がしますが、地元の学校だけかもしれませんね。
室町時代後期から戦国時代にかけては、今川・武田・北条各氏が奪い合うこととなり、幾多の戦火に巻き込まれた城のようです。平山城ということもあり、あまり強固な城ではなかったようですね。関が原の戦い後、徳川幕府より天野康景が1万石を拝領されたものの、問題を起こし1607年には廃城となったそうで、不運な城だったようです。
現在は、本当に何も無いって感じです。ここに城があったんだよと教えてもらわなければ、ちょっとした丘が在るだけです。石垣がほんの少し積まれ、天守跡に土台となる石が並んでおり、空堀がある?くらいが痕跡でしょうか。沼津市が整備を進めていますので、その内それっぽくなってくると思いますが、観光客が来るような雰囲気ではありません。
お城ブームがきていると春風亭昇太は言っていますが、流石に興国寺城址まではまだ来ていないようです。数年して整備が終わったら皆さんも行ってみて下さい。今行ってもへ~って気持ちになっちゃうかもしれません。でも、天守台跡からは駿河湾が望めて見晴らしは良かったですよ(^.^)
営業部 庄司 利明
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