気になる富士山

(株)建築工房わたなべ

2013年02月25日 11:24

 2月23日「富士山の日」は、今年も「富士山の日フェスタ」をはじめ各地でイベントが開催されたそうです。2009年に県が条例を施行してから、今回で4回目の富士山の日を迎えたわけですが、特に今年6月には世界文化遺産登録の可否が決まるとあって、過去最多358件の関連事業が行われたと報道していました。



 私個人としては、世界文化遺産登録について積極的になっている訳ではありませんが、羽衣伝説の「三保の松原」が外されるとか、一応気になるニュースです。毎日の通勤時や勤務中など、車での移動中は「今日の富士山はどんな顔をしてるかな?」とついつい気にしてしまっています。 富士山フェスタで、静岡・山梨両県知事から「今年から登山者から入山料を徴収しよう」と言う発言がありました。年間30万人ともいわれている富士山登山者からお金を集めるのですから、環境保全など有意義なことにのみ利用していただきたいものだと、こちらも気になります。



 掲載した写真は一見同じように見えるかもしれませんが、上の写真が富士宮市大石寺付近から、下の写真が富士川楽座駐車場から撮ったものです。山頂の尖った部分「剣ヶ峰」の位置が違うでしょ。宝永山の見え方も違うし・・・。

 自宅のある沼津市原からだと、愛鷹山越しの富士山が定番ですし、沼津駅あたりからだと、頭の部分しか見えなかったりします。どこへ行っても、富士山の位置と見え方を確認してしまうのは、長年富士山麓で生活してきた人間の特徴でしょうか。皆さんは、如何でしょう。
「富士山、気になりませんか?」 

       営業部  庄司 利明

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