2011年10月18日 09:02
私らしく・・・フラメンコシリ-ズ
今までフラメンコを習ってきて、一番最初に持ったのが、パリ-ジョ(カスタネット)、その後コルドベス(帽子)、それからアバニコ(扇子)でした。そして今は、マントン(三角形のショ-ルのような物)を回しながら、パタ・デ・コ-ラという裾を後ろに長く引きずった衣装を着て踊る練習をしています。
フラメンコを習っている人なら、一度はこのパタデコ-ラをはいて踊ってみたいと思う衣装だと私は思うのですが、いや~これがまた扱うのが大変なしろもので毎回毎回、あの長い尻尾に振り回されております。
(仲間と色違いで、オ-ダ-して作ってもらいました。私はオレンジ色にしたのですが、失敗です、膨張色でしたもっと濃い色にするべきだった・・・下っ腹が・・・)
パタ・デ・コ-ラというのは、スペイン語で、「蝶のしっぽ」という意味があるのだそうで、後ろの長~いシッポを、足で蹴り上げたり、抱えたりして踊るのですが、重いし中にカンカンというフリルがたくさん入っていて、踏んでしまうし(ビリッっと破れる音が何回か軽くしました)、まだまだ慣れずに正直手をやいて・・・いや、足をやいております。
この間のレッスンで、先生に思わず「踊れるようになる気が、まるでしません・・・」と、泣き言を言ってしまいました。
この衣装を着ての練習は、いつもの3倍は疲れます。腰にも結構きますし、太ももは毎回筋肉痛です。が、これがうまくさばけるようになったら、これぞ!フラメンコって感じだと思うのです。
”パタ・デ・コ-ラを着て踊る時は、決して自分を目立たせる為・華やかに見せる為でそれを着るのではなく、パタ・デ・コ-ラを踊りの中で意味ある形で表す・・・大きく、優雅に、まるで共演者のように・・・”だそうで、なかなか奥の深い衣装です。
「来年の大発表会に向かって、この気難しい共演者と一緒に頑張ります!」!と、ここで宣言して、泣きが入らないように、凹まないように、自分にプレッシャ-をかけておこうかと思います(^_^)v
心ほっこり編集室 小川 薫