研修旅行 後編
ずいぶん時間が経ってしまいましたが、飛騨高山研修旅行の後編です。
2日目はからくりミュージアムでからくり人形を見た後、市内の散策をしました。 「上三之町」と呼ばれる古い町並みを歩いてみましたが、ここは古い民家や商家が軒を連ねた何とも時代を感じさせる通りでした。町屋のつくりで中に入ると広い土間があり、それに接して畳の間が広がっています。映画や時代劇に出てくる江戸時代のお店って感じですね。
その後は「宮川」沿いの朝市を歩きましたが、ここではあちこちで「飛騨牛串焼き」が売られていて、辺り一面この匂いでいっぱいです。私は食べませんでしたが、とってもおいしそうでした。午前中にもかかわらず、串焼き片手にビールを飲んでいる人も結構いました。
その後、バスに乗り市街地から離れていよいよ今回の研修の本題である「飛騨高山 森のエコハウス」を見学に向かいました。この建物は、高山市が環境省からの補助金で建てたモデルハウスで、環境に配慮した住宅を地元の木で建てるというものです。中に入ってパンフレットをもらって説明を聞いたのですが、その考え方は私達が推奨する「自立循環型住宅」そのものでした。太陽や風の力を巧みに使い、しっかりと断熱し、省エネの設備で省エネルギー・省CO2を図るものなのです。それでも参考にしたい事例はいろいろあって、例えば障子の使い方、ペレットストーブの使い方など・・・。
このエコハウスでは宿泊モニターとして体験宿泊もできるそうです。「私達の建物も体験宿泊してもらえれば、その暖かさ(冬)もお客さんにも伝わるのになー」なんて思いました。なかなか実現は難しいですけど。
歴史を感じたり、新しい技術を見学したりまさに「温故知新」の研修旅行だったのではないでしょうか。
営業部 石川
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