省エネ補助金

(株)建築工房わたなべ

2012年03月27日 11:47

先日の3月23日に「平成24年度富士市の地球温暖化対策支援事業説明会」が富士文化会館(ロゼシアター)で行われたので参加してきました。今回の説明会には市だけでなく、国・県からも担当の方が来てそれぞれの補助金について説明をしてくれました。 
これまでも、いろんなタイプの補助金がありましたが、有名なところでは「家電エコポイント」だとか「エコカー補助金」なんてものがありましたが、私たち住宅関連でも「住宅版エコポイント」は記憶に新しいところです。

これら補助金は大きく分けて2つの目的に対してで、1つはもちろん「省エネ」、そしてもう1つは「創エネ」(新エネ)です。創エネの代表はやはり「太陽光発電」ですね。このソーラー発電の補助金は国だけでなく、県・市でも行われていて、設置費用の15%くらいはまかなえることになります。金額が下がったとはいえ、まだまだ高いソーラー発電。現在は余剰電力の買取価格が42円/kwhなので(22年度は48円)何とかもとが取れそうな感じですが、損・得で言ったらまだ得までは行かないかも知れません。 もとをとるという考えで言ったら、圧倒的に有利なのが「太陽熱」の利用です。「太陽熱温水器」は十分もとがとれます。静岡県・富士市とも補助金もありますし(タイプは規定があります)。

原発が全てストップしようとしている今、火力発電のウェイトが増え、その燃料を海外に依存している日本にとって省エネ・創エネは絶対に必要なことで、私たち住宅産業に従事する人間もそういう意識でお客様に提案していかなくては・・・と改めて感じました。

                  営業部 石川

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