このたび我が家も時代の流れに乗って太陽光発電システムを設置することにしました。(基本的には、時代の流れには乗らないタイプです)
本体の価格、補助金制度、電気の買い取り価格、どれをとってもまさに今が買いどきと判断して取り付けを決定しました。
補助金は35,000円/kw。我が家は3.98kw分のパネルを設置するので¥139,300となります。
更に10年間は東電の余剰電力の買い取り価格が42円/kwh(通常の約倍の価格!)なので、12~13年で元が取れる計算が成り立ちます。昼間節電を意識すればその期間はもっと短くなることが期待できます。
さて前置きが長くなりましたが、工事状況について報告します。
《1日目》
準備工事として、パネル設置側と電気の配線引き込み側に足場を設置します。我が家は建物南側に足場を設置しました。電気引き込み用の足場は北側です。
《2日目》
いよいよパネル設置です。我が家のソーラーは、みっつビシッ!の三菱製で20枚設置します。
やはり設置に当って、一番心配なのは屋根に穴を開けることです。
カタログや事前の説明で施工方法は聞いていましたが、やはりここは重要チェック項目です。施主兼現場監督の目が光ります。
三菱はパネル支持金物を、垂木にビス止めする方法をとっています。
位置を確定する難しさはありますが、下地にしっかり固定でき、ビスの効き長さが長く取れるため、金物1つを取り付けるためのビスの本数が少なくてすみます。これはいいことです。(雨漏りのリスクが減ります)
まず屋根に垂木の位置、金物の取り付く位置を墨出しします。
◆以下支持金物取り付け方法
1、 金物を付けるための下穴を開けて、中の切り粉を吸った後コーキングを注入。(第一の止水)
2、 設置金物の屋根に取り付く面にブチルテープ貼り付け(第二の止水)
3、 ビス止めにて固定。ビスは止水ゴム付。(第三の止水)
4、 取り付け金物、ビス周りのコーキング(第四の止水)
ここまでやってくれれば一安心です。(よっつビシッだね)
次にパネルをのせるためのフレームを付けてパネルを並べていきます。
ここまで1日作業で完了。
我が家はガルバリウム鋼板で6寸勾配なので、傾斜がきつく作業が大変でしたが、職人さん達ががんばってくれて、何とか1日で完了しました。今の時期は日も短く暗くなるのが早いので結構追いまくられたのではないでしょうか。ほんとに御苦労様でした。
余談ですが、6寸勾配は作業性が悪いですが、太陽光パネルの発電効率としては理想的な角度なのです。更に我が家はほぼ真南を向いているので、たくさん効率よく発電してくれることが期待できます。 う~ん楽しみです。
3日目の電気配線については次回報告します。
以上報告終わります。
建築部 新井