2013年03月11日
地域材の活用
林野庁から「木材利用ポイント事業」の概要が発表されました。地域材の適切な利用を促進して、森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止、循環型社会の形成などに貢献することが目的のようです。
詳細の発表は後日になると思われますが、平成25年4月1日から開始される見込みです。
木造住宅で主要構造部に、産地と樹種が表示された地域材を過半以上使用することで→30万ポイント
住宅の床・内壁及び外壁の木質化工事に、地域材製品を一定面積以上使用すると→最大30万ポイント
その他、木材製品や木質ペレットストーブ等にもポイントを付ける案が有力です。
住宅エコポイントの時と同様に、1ポイントは1円に相当し、交換商品は農林水産業の振興を促進する商品や、商品券などですが、工事費用の一部に充当できる即時交換制度もあるようです。
新築木造住宅を地域材で建てて、内外装に地域材を使用し、ペレットストーブを設置したら、何ポイントになるか?他の補助金との併用は可能か?など詳しい資料が公表されましたら、紹介していきたいと思います。
話は少し変わりますが、先日「しずおか木の家推進事業研修会」で、川端理子さんの講演を聴講して来ました。国産材・認証材の活用促進がいかに重要か、日本の林業を維持していく大切さなどを学びました。
特に川端さんが重要だと言っていたのが、如何に一般ユーザーの認知度を上げていく事かです。例えば、違法伐採材が流通している現状や、それに対して適切な森林管理を推進する森林認証というシステムの存在。関係者なら当たり前のこととして知っていることでも、世間ではほとんど認知されていない現実があるということです。
木材利用ポイントをきっかけに、より多くの人達が日本の森林事情を理解してくれればいいと思うのですが・・・。
営業部 庄司 利明

木造住宅で主要構造部に、産地と樹種が表示された地域材を過半以上使用することで→30万ポイント
住宅の床・内壁及び外壁の木質化工事に、地域材製品を一定面積以上使用すると→最大30万ポイント
その他、木材製品や木質ペレットストーブ等にもポイントを付ける案が有力です。
住宅エコポイントの時と同様に、1ポイントは1円に相当し、交換商品は農林水産業の振興を促進する商品や、商品券などですが、工事費用の一部に充当できる即時交換制度もあるようです。
新築木造住宅を地域材で建てて、内外装に地域材を使用し、ペレットストーブを設置したら、何ポイントになるか?他の補助金との併用は可能か?など詳しい資料が公表されましたら、紹介していきたいと思います。

特に川端さんが重要だと言っていたのが、如何に一般ユーザーの認知度を上げていく事かです。例えば、違法伐採材が流通している現状や、それに対して適切な森林管理を推進する森林認証というシステムの存在。関係者なら当たり前のこととして知っていることでも、世間ではほとんど認知されていない現実があるということです。
木材利用ポイントをきっかけに、より多くの人達が日本の森林事情を理解してくれればいいと思うのですが・・・。
営業部 庄司 利明
Posted by (株)建築工房わたなべ at 09:39│Comments(0)
│住まい・設計