過去記事
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人

2011年11月19日

81歳のスチ-ルギタリスト

81歳のスチ-ルギタリスト皆さんスチールギターってご存知ですか?ハワイアンの曲といったら思い浮かべられるあのヒュイ~ンって感じ(分かります?)の音が出る楽器なのですが、それを一から作ってしまった人がいて、しかも歳がなんと81歳のおじいさんです。 

普通、作る楽器ではないのです。別にそういう仕事をしていた人でもなく、ただ作ってみたくなったそうです。台座の集成材にフレットをつけて弦を張って、って書くとすぐできそうですが、そんな簡単にできるものではありません。形だけならある程度の人はできるかもしれませんが、正確な音を出せる楽器にまで完成させるのは並大抵ではありません。清水のほうで、スチールギターをやっている人のものを見せてもらったり、音を聞いてもらいながら完成させたようです。ビスが思っていたより長かったりして、たかだか数十円のビスを買いに何百円もガソリン代を掛けてジャンボエンチョーに通ったそうです。

製作開始から完成までほぼ半年、音がきれいになるように調整するのに1ヶ月。ほぼ忘れかけた(というより若いころ数回触ったことがある程度だったようです)曲をひく練習に2ヶ月。かなりがんばったと思われます。

81歳のスチ-ルギタリスト今月初めに富士宮のフォレストヒルズで完成お披露目会が開かれました。富士、富士宮や静岡のハワイアン好きのフラダンサーやバンドの人たちが120人くらい集まりかなり盛大に盛り上がりました。 製作者の後藤さんは、僕らのバンドと一緒に3曲ほど披露しその美しい音色にみな惜しみない拍手を送りました。後藤さんも、「こんなうれしいことはありません。」とうっすら涙を浮かべ喜んでくれました。




81歳のスチ-ルギタリストそれにしても、80を過ぎても何かに挑戦したいというこの姿勢には感服いたします。さらにこの方は、数年前に一度倒れて、生死をさまよったのだそうです。いわば今は第3の人生って所でしょうか。 皆さんがんばって楽しく長生きしましょうね。

もう少し書きたいことがあったのですが、ちょっと長くなってしまったので、この続きはまた今度。

                         建築部 新井


同じカテゴリー(建築部 新井)の記事画像
【埋蔵文化財包蔵地】
【ずっと居たくなる家】
バイクいじりスペースのある家
【二百十日】
【ギターの音色で心地よく暮らす家】
梅雨でもおうち遊び!!
同じカテゴリー(建築部 新井)の記事
 【埋蔵文化財包蔵地】 (2022-03-01 11:31)
 【ずっと居たくなる家】 (2020-12-23 10:17)
 バイクいじりスペースのある家 (2020-09-24 15:17)
 【二百十日】 (2020-08-21 14:57)
 【ギターの音色で心地よく暮らす家】 (2020-08-06 09:23)
 梅雨でもおうち遊び!! (2020-07-20 09:24)

Posted by (株)建築工房わたなべ at 10:17│Comments(0)建築部 新井
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
81歳のスチ-ルギタリスト
    コメント(0)